【やってみた】年賀状出すのをやめたい!タイミングと上手な断り方

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忙しい年末に年賀状を準備するのは時間や労力を使います。

大変なのでもう年賀状をやめたい!と思う人も多いのではないでしょうか。

大事なのはタイミングと上手な断り方です。

毎年約200枚の年賀状を出していたわが家が実際にやってみた方法をご紹介します。

みや
みや

年賀状も断捨離していきましょう!

目次

年賀状をやめたい!と思ったきっかけ

わが家では毎年約200枚の年賀状を出していました。

それをやめたい!と思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

年賀状の準備がストレス

年末の忙しいなか、年賀状の準備がストレスでした。

・年賀状を出す人のチェック
・年賀状を買う
・デザインを決める
・写真を決める
・印刷する
・添え書きをする
・投函する

ざっと見ただけでも、年賀状にまつわるタスクってこれだけあります。

なんなら、新年明けてからもやることがあります。

・年賀状ソフトに受け取り&住所チェック
・出してない人から届いたら印刷&投函

お正月なのにゆっくりできません。

忙しい年末年始、年賀状って本当にこんなに必要?って思ったのがきっかけでした。

年賀状の費用がけっこうかかる

年賀状の費用もけっこうかかります。

わが家は約200枚毎年年賀状を購入していましたが、これだけで10,000円はかかります。

そして、プリンターのインク代約4,000円。

年賀状デザインが載っている本の購入約1,000円。

印刷ミスや、出してなかった人からきた年賀状への返信のため、年賀状を追加購入する費用もあります。

年賀状関連の出費だけで、約15,000円

家族でちょっとした豪華な外食に行けますよね

ここまでしてやる必要があるのかなぁと考えました。

終活の一環として

一番大きな理由は、終活の一環としていろいろなことを手放したいと思ったからです。

時間は有限です。

これから先本当に大事なことだけをやっていこうと思ったとき、年賀状自体の必要性を感じなくなりました

人間関係の断捨離も必要です。

年賀状でしかつながっていない人ではなく、未来もお付き合いをしていきたい人とだけつながっていこうと思いました。

年賀状をやめられない本当の理由

そうは言っても、私がすぐに年賀状をやめられたわけではありません。

毎年年末になると年賀状ソフトの名簿を見ながら「どうしよう、でもいつも年賀状もらうし、私も出さなきゃいけないよなぁ」とうじうじしていました。

当時の私にずばり一言でいいます。

年賀状をやめられない本当の理由は、

相手にどう思われるのかが気になるから!!

私の場合はコレでした。

自分への評価が悪くなることを気にしているのです。

でも、よく考えてみると、それって大事なことでしょうか?

年賀状を出すかどうか悩む相手に、自分がどう思われようがかまわない!

私はこう考えることで、年賀状を出すのをやめることができました。

みなさんが、年賀状をやめられない本当の理由ってなんですか?

そこをつきつめて考えてみることをおすすめします。

年賀状をやめてもいい相手

「書くことが思い浮かばない」

「毎年同じこと書いてる」

そんな相手は、年賀状を出すこと自体やめていいと思います。

学校で一緒だった人

小学校・中学校・高校・大学で一緒だった人に、惰性でずっと年賀状を出してはいませんか?

過去に同じ学校に通っていた友人も、今では環境も変わっています。

何年も会ってないので、共通の話題は過去のことだけ。

その友人、今後会うつもりはありますか?

私は毎年「今年こそ会いたいね」と書いて送るのがストレスでした。

だって、きっとまた会わずに来年も同じことを書くだろうからです。

私と同じような状況なら、もうその人に出すのはやめましょう。

前の職場の人

これも過去の人です。

友人と同じように、これから先会うつもりがないなら、もう出すのをやめていいと思います。

学びが得られる、今後もつながっていきたいと思うなら、つながっていきましょう。

よく会う人

「なんで?」と思われた方もいるかもしれませんね。

これは、ママ友とか、今の職場の人とかが当てはまります。

よく会うのなら、新年明けて会ったタイミングで直接挨拶をすればいいのです。

すぐ会うのに、わざわざ年賀状を送る必要はありません。

友人

本当に仲の良い友人は、年賀状がなくてもつながっていけます。

別の方法で連絡をとっていけばいいのです。

年賀状という形にこだわる必要はありません

年賀状をやめるタイミング

年賀状をやめるのに良いタイミングはどんなときでしょうか?

環境が変わったとき

仕事をやめたとき、親の介護がはじまったとき、子どもが巣立ったとき。

そういう自分のまわりの環境が変わったときが、年賀状をやめるタイミングです。

環境が変わると、知らず知らずのうちにストレスがかかります。

他のストレスまでかかえることはありません。

喪中のあと

喪中で年賀状が1年あいてしまったときも、いいやめ時です。

私の知人にも、喪中はがき以降年賀状がパタリとこなくなった人がいます。

こちらとしても、もう送らなくていいんだなと思えましたし、不快にはなりませんでした。

引っ越しのとき

引っ越しをしたときも、年賀状をやめるタイミングです。

転送してもらうよう届け出ていると思いますが、相手から届いても新しい住所は書かない。

今後も付きあっていきたい人にだけ、自分の連絡先をお知らせします

年齢の区切り

特に高齢になってくると、年賀状の準備が大変という話はよく聞きます。

最近は「年賀状じまい」といって、自身がしっかりしているうちに年賀状のやりとりをやめる例も増えてきています。

自分なりに将来を考えて年賀状の整理をするのに、年齢の区切りはタイミングとしてもよいでしょう。

わが家の年賀状の歴史

わが家の年賀状の歴史はこんな感じです。

結婚当初:2人で約150枚
   ↓
子どもの成長と共に:約200枚
   ↓
2020年正月時点:約50枚
   ↓
2021年正月:喪中で0枚

子どもが生まれ、成長してくると、幼稚園関係、小学校関係と、お付き合いも広がってきます。

それに伴い、年賀状の枚数も増えてきました。

年賀状をやめるやり方

毎年約200枚の年賀状を出していたわが家が2020年正月現在50枚にまで減らしました。

2021年正月は喪中で0枚でした。いいタイミングなので2022年も最大限に減らしていきます。

そのやり方をみていきましょう。

こちらから出さない

こちらから年賀状を出すのをきっぱりやめる、という方法です。

これは、『今後お付き合いをしなくてもいい』という相手限定です。

失礼なのでは?と思う方もいるかもしれませんね。

でも案外相手も義務感だけで年賀状を送っていることもあります。

対象者
  • 送る年賀状の添え書きに毎回悩む
  • 相手の年賀状は印刷のみで一言も書かれていない
  • 明らかにこちらの年賀状が届いてから送っている
  • 新年明けてもう休みも終わる時期に届く

年賀状でしかつながっていない人は、今後もつながりません。

きっぱりと出すのをやめましょう。

違う方法を提示する

年賀状ではない形で、新年の挨拶を行うよう、違う方法を提示しました。

対象者
  • これからもお付き合いを続けていきたい人
  • あまり会えないけど、仲のいい友人
  • すぐ会える職場の人

これらの人々には、素直に「年賀状は出さないけど○○で連絡取ろう!」と言いました。

○○の部分は、メール、LINE、facebookなど、いろいろ手段はあります。

ポイントは『今後もお付き合いは続けていきたい』という意思を相手に伝えることです。

それが伝われば、形は年賀状でなくても大丈夫なのです。

辞退の挨拶をする

一番丁寧で、わだかまりもないのが、きちんと辞退の挨拶をしてやめることです。

高齢ならそれを理由にやめましょう。

年齢を理由にできない場合は、『環境の変化』でも『心境の変化』でも、理由はなんでも大丈夫です。

深く追求する人なんていませんので、とにかく年賀状を出すのをやめるということを伝えましょう。

年賀状をやめる上手な断り方

『違う方法を提示する』『辞退の挨拶をする』この2つの場合、具体的にはどのようにして相手に伝えたらいいのでしょう?

ここで大事なことは2つです。

1.(あなただけではなく)みんなに年賀状を送るのをやめるということ
2.今後もお付き合いは続けていきたいということ

これが伝われば、相手は不快な気持ちにはなりません。

友人・仲間

気軽に話せる友人や仲間の場合、ストレートに年賀状をやめる旨を伝えます。

そして、アドレスやLINEのQRコードなど、こちらの連絡先を伝えましょう。

断り方の例
  • 今度からは年賀状じゃなくてLINEで送るね。
  • facebookでやりとりしよう。
  • お互い、あけおめメールにしよ!

これで怒るような友人なら、価値観がそもそも合わないでしょう。

職場の人

言える関係の人なら、ストレートに言ってもいいと思います。

そもそも職場の人はよく会う人なので、「あけましておめでとう」と直接言うのが一番です。

断り方の例
  • 家族で話し合って、年賀状を全部やめることにしました。
  • 直接挨拶するから年賀状はお互いにやめましょう。
  • うちは年賀状をやめたので出さなくていいからね。

旦那は特に部下に対して「うちには本当に出さなくていいよ」と念をおしていました。

フランクな会社なので上司にも話をしたようです。

支社勤務でなかなか会えない上司などには出すことにしていますが、普段顔を合わせる職場の人に送る年賀状はぐっと減りました。

高齢の場合

高齢を理由にしたお断りが一番納得してもらいやすいですね。

断り方の例
  • 高齢のため毎年の年賀状をしたためることも難しくなってまいりました
  • 高齢になり手足の衰えを感じるようになりました
  • よる年波には勝てず年賀状をしたためることも難しくなってまいりました
  • 手元が覚束なくなりました
  • 高齢のため筆をとるのが難しくなってまいりました

親の年賀状を代筆している場合、主語を「父」「母」に変えましょう。

そして、お付き合いを続けていきたい関係ならば、これまでの感謝と、「今後も変わらぬおつきあいのほどお願い申し上げます」と添えることを忘れずに!

それでも年賀状を出す場合

「年賀状を出すのをやめた」とはいえ、まだ2020年正月時点で50枚ほどは出しています。

それは以下の2パターンのみです。

ちなみに子ども達は、ネットでやり取りできるため年賀状は0枚です。

親や親戚

私は地方出身で結婚して今の土地にきたため、親や親戚とはなかなか会えません。

なので、年賀状で近況報告と子どもの成長を見せています。

旦那の方を含め、親・親戚関連で10枚ほど出しています。

仕事関連

これは旦那の仕事関連です。

自分の部下や同僚、直属の上司などはストレートに話して年賀状をやめられました。

しかし、会社の社長や会長、取引先の方には出さざるを得ません。

仕事関連で40枚ほど出しています。

年賀状をやめて良かったメリット

年賀状をやめて良かったメリットは次の3つです。

ストレスが減る

年賀状の準備のたびに、現在では人間関係の薄くなってしまった人のことを考えるのはストレス以外のなにものでもありません。

年賀状を出すか出さないか、出すならデザインはどうするか、添え書きにはなにを書くのか。

それらを考えなくていいのです!

年賀状にまつわるストレスを手放せたことは、最大のメリットです。

時間的余裕ができる

年賀状の準備、作成、印刷、発送、もらった年賀状のチェック、出してない人への返信などなど、やることがたくさんあります。

それらがなくなると、時間的な余裕が生まれます。

私はここ何年かは、少なくなった年賀状すらネット注文して負担を減らしています

そして出来上がった年賀状に一言ずつ近況を書いて送ります。

私の担当は親や親戚の10枚ほどだけなので、すぐに終わります。

年末年始をゆったりと過ごすことができるのは、大きなメリットです。

より深いお付き合いができる

年賀状をやめるというのは、自分の人間関係の断捨離でもあります。

私は終活の一環として、今後もお付き合いをしたい人だけを残しました。

浅く広く薄く』ではなく『狭く深く濃く』の関係になれたらと思っています。

「会いたいなぁ」と思うなら、すぐに連絡をとって会いにいきましょう。

大切な人のことだけを考えて、より良いお付き合いができると思うと嬉しくなります。

まとめ:年末年始はゆっくり過ごしたいですね

年賀状出すのをやめたいとお悩みの方へ、わが家の例をお話しました。

タイミングや上手な断り方、いろいろ方法はありますが、結局は『今後もお付き合いしたいかどうか』だと思います。

それさえ伝われば、どんな形でもつながっていけると、私は思います。

年末年始はゆっくり過ごしたいですね

年賀状に悩む時期ですが、どうかあなたの心が軽くなりますように!

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