香港旅行の必需品!オクトパスカード(八達通)の買い方・使い方ガイド

当ページのリンクには広告が含まれています。

香港旅行に行くなら必ず持っておきたいオクトパスカード(八達通)。

オクトパスカードのあるなしで香港旅行の快適さが全然違いますので、香港空港に着いたら即手に入れてください。

このブログでは、オクトパスカードの買い方・使い方をご紹介します。

香港空港での買い方はもちろん、香港旅行前にオクトパスカードの準備ができる方法もお伝えします。

またオクトパスカードに関する疑問点についても調べましたので、ぜひ最後までごらんください。

みや

オクトパスカードを持っていれば、いちいち運賃を調べなくてもいいので、移動がとてもラクになります。

オクトパスカード公式サイト

目次

オクトパスカード(八達通)は香港の交通系ICカード

オクトパスカードは、日本でいうSuicaやPasmoと同じで香港の交通系ICカードです。

これ1枚あるだけで、言葉が通じない旅行先での行動が断然ラクになります。

その上、オクトパスカードで運賃を支払うと、割引もあります。

香港に行くなら必ず購入しましょう。

オクトパスカードの種類は2つ

オクトパスカードの券種は大きく分けて、通常版(レンタル)とツーリスト版(買い切り)の2つです。

それぞれの違いと特徴は次の通りです。

通常版(レンタル)ツーリスト版(買い切り)
初期最低価格150HK$150HK$
(含まれるもの)(デポジット50HK$)(購入費用39HK$)
(チャージされている金額)100HK$)(111HK$)
払い戻しデポジットと残金を返金してもらえる残金を返金してもらえる
有効期限3年180日
特徴発行後90日以内に返金、5回以内の利用の場合は、11HKDか残額の1%、高い方の手数料がかかる大人用のみ

大きな違いはデポジットの有無です。ツーリスト版は39HK$でカードを買う(最初の支払い時に購入費用も含まれている)ので、払い戻しのときは残金がある場合のみ返金してもらえます。

通常版では、払い戻しのときにデポジット+残金を返金してもらえます。ただ短期使用の場合は手数料が最低でも11HK$かかりますので、注意してください。

どちらでも使い方やチャージ方法は変わりません。

運賃はもちろん買い物や食事の支払いにも使える

オクトパスカードは、運賃はもちろん、買い物や食事の支払いにも使えます。

香港の街なかでもクレジットカードを使えないお店はまだ結構ありますが、オクトパスカードはほとんどのお店で対応しています。

コンビニやスーパー、地元の人しか行かないような小さなお店でも、オクトパスカードでの支払いができました。

現金を持ち歩かなくてもいいのは、嬉しいですね。

香港に行く前にオクトパスカードを手に入れる方法

香港旅行では必ず使うオクトパスカード。

旅行前に手に入れておけば、香港空港に着いたあとすぐに行動できて、安心ですよね。

ここでは香港に行く前にオクトパスカードを手に入れる方法をご紹介します。

アプリを利用する

オクトパスカードは専用のアプリでも利用可能です。アプリのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
クレジットカードでチャージできる
残高がスマホで確認できる
両替が最低限で済む
通常版の大人用しか買えない
返金処理が若干面倒
スマホの機種によっては使えない機種もある

アプリはツーリスト版ではなく通常版ですので、デポジット50HK$かかります。手続きをすれば返金されますが、物理カードと比べて若干面倒なのがデメリット。

しかし、クレジットカードからのチャージが可能なのは大きなメリットです。物理カードのチャージは現金(HK$)のみなので、「あまりHK$に両替したくない」という方はアプリを利用するといいですね。

Android版アプリはユーザー登録の際に香港の電話番号が必要になるので使える人のほうが少ないという情報がありました。

ダウンロードや購入は日本でもできますので、香港に行く前に準備しておきましょう。

アプリの場合の購入方法は次の通りです。(言語は、英語か中国語のみです)

STEP
オクトパスカードアプリをダウンロード
STEP
アプリを開いて『Add Octopus』ボタンをタップ
STEP
「Add New Octopus(新しいオクトパスカードを購入する)」をタップ

下は持っているオクトパスカード(物理カード)の情報を転送する場合に使います。

STEP
チャージ金額を入力する

チャージしたい金額を入力します。いくらでも大丈夫です。

STEP
支払い方法を選択

『Payment Method』のところの▷をタップして、Mastercard、UnionPay、Visaから支払い方法を選びます。

STEP
国を選択

『Payment Currency』のところの▷をタップして、JPY(日本)を選びます。

STEP
支払い

デポジット50HK$分を含めたトータルの値段が表示されます。よければ『Pay with Apple Pay』ボタンをタップして支払います。

オクトパスカードアプリを利用する場合、日本でも登録ができますので、行く前に準備しておきましょう。

現地でやろうとしてクレジットカードの認証ではねられると詰みます。

みや

私は現地でやろうとして認証エラーが出てしまい、結局アプリ利用を諦めました

オークションサイトで物理カードを手に入れる

オクトパスカードはオークションサイトで事前に手に入れることができます。

オークションサイトで購入するときに、チェックするポイントは以下の通りです。

  • 通常版かツーリスト版か
  • 最終利用日
  • 残金の有無

通常版かツーリスト版か

通常版とツーリスト版は、デポジットの有無など違いがあります。(詳しくは『オクトパスカードの種類』をごらんください)

「デポジットがあるものだ」と勘違いをして買わないように注意しましょう。

最終利用日

オクトパスカードには有効期限があります。

通常版ツーリスト版
3年180日
窓口に持っていけば再度使えるようになる有効期限を過ぎたら使えない

通常版は最終利用日から3年を過ぎるとカードが無効になります。窓口に持っていけばすぐに有効化してくれて使えるようになりますが、手間がかかりますので注意しましょう。

またツーリスト版は、有効期限が180日です。買ったはいいけど使えなかった!ということがないように、有効期限は必ず確認しましょう。

オクトパスカードの買い方

ここでは香港でのオクトパスカードの買い方をご紹介します。(事前の購入方法は『香港に行く前にオクトパスカードを手に入れる方法』をごらんください)

購入場所

オクトパスカードが購入できる場所は以下の通りです。

  • 香港空港
  • MTR(地下鉄)
  • コンビニエンスストア

香港空港に到着して出てすぐのところにカスタマーセンターがあります。『客務中心』=『カスタマーセンター』です。

すぐ隣にはオクトパスカードの自動販売機があります。カードを選んで支払いをすれば、オクトパスカードが出てきます。

カスタマーセンターが閉まっていたり混んでいたら、ぜひ自動販売機を利用してみてください。

支払い方法

オクトパスカード購入時に使える支払い方法は、カスタマーセンターなどは香港ドルのみのようです。

香港空港にあるオクトパスカードの自動販売機は、逆にキャッシュレス決済のみです。

自動販売機で使える支払い方法
  • VISA
  • Mastercard
  • Apple pay・・・など

クレジットカードで支払いたい場合は、オクトパスカードの自動販売機で購入しましょう。

オクトパスカードの使い方

オクトパスカードを使う場合、オレンジのカード表示が目印になります。

  • MTR:改札機のオレンジのカード表示部分にかざして通る
  • トラム・バス・フェリーなど:料金箱のオレンジのカード表示部分にかざす
  • お店での支払い:レジでオレンジのカード表示にタッチして支払う

オクトパスはカードの使えるところには、必ずこのオレンジのカード表示があります。クレジットカードは使えなくても、オクトパスカードはほとんどのお店で使えるので、本当に便利です。

オクトパスカードのチャージ方法

オクトパスカードのチャージができるのは、主に次の2つです。

  • MTRのチャージ機
  • コンビニエンスストア

チャージの注意点は、現金(HK$)でしかできないこと。特にMTRのチャージ機は、『50HK$』か『100HK$』のみでしかチャージできません。

また『100HK$のうち50HK$だけチャージしたい』、『20HK$+20HK$+10HK$の合計50HK$でチャージしたい』ということもできません。

『50HK$』『100HK$』以外でチャージがしたい場合は、コンビニで「チャージ、プリーズ」または「リロード、プリーズ」と言ってチャージしてもらいましょう。

公式サイト:オクトパスカードにチャージできる場所

オクトパスカードの払い戻し方法

オクトパスカードは、払い戻し手続きをすることで残金が戻ってきます。

注意点は以下の通りです。

  • 発行後90日以内に返金、5回以内の利用の場合は、11HKDか残額の1%、高い方の手数料がかかる
  • 500HK$以上が残っている場合は、デポジットの50HK$のみ返金され、残りは後日となる
  • 破損したり汚れている場合は30HK$引かれる
  • 払い戻し手続きをすると、そのオクトパスカードは使えなくなる
  • ツーリスト版にはデポジットがないので、残高がある場合のみ返金される

返却方法は、カスタマーセンターに行き「Refund, please(リファンド、プリーズ)」と言います。

オクトパスカードが複数枚ある場合は、まとめて渡してもかまいません。

オクトパスカードのQ&A

ここではオクトパスカードの疑問点についてQ&A形式でご紹介します。

100HK$も使わない!もっと少額で買えるオクトパスカードってないの?

Klookで『50HK$チャージ済みのオクトパスカード(ツーリスト版)』が販売されています。1泊2日程度の超短期滞在や、香港での移動はタクシー(現金HK$のみが多い)という方は、こちらで十分だと思います。

子ども用のオクトパスカードはどこで買うの?

子ども用(3-11歳)や65歳以上の方用のオクトパスカードは、カスタマーセンター(客務中心)で購入できます。運賃が大幅割引になりますので、年齢に合った専用のオクトパスカードを買いましょう。
※空港の自動販売機やアプリ版には大人用しかありません

オクトパスカードは人数分必要?

はい、必要です。考え方はSuicaと一緒。改札を通るときに、1人1枚カードを持ちますよね。払い戻しも簡単にできますので、オクトパスカードは1人1枚購入しましょう。

残高が足りなかったらどうなる?

オクトパスカードは、残高が足りない場合1回に限り最大35HK$までデポジットから補填されます。マイナスの分は次回のチャージのときにその分が引かれます。「チャージし忘れてた」というときも安心ですね。

物理カードからアプリに切り替えってできる?

物理カードの情報をアプリに転送することができます。注意点は次の2つです。
①スマホがアプリ対応機種 ②ツーリスト版オクトパスカードからの転送はできない

オクトパスカードを使い切るには?

帰国時にオクトパスカードを払い戻す時間がなかった!そんなときは飛行機搭乗前にお土産購入や食事で使ってしまいましょう。残高がわからず支払いのときに不足していても、残りを別の方法で払うことができます。「オクトパスプラスキャッシュ、プリーズ」で通じます。

オクトパスカードを持って帰国したら?

再度香港に行く予定がない場合は売るという方法があります。『事前に購入しておく』のところでもお伝えしましたが、事前に準備したい人のためにオークションサイトに出品すれば売ることができます。その際は、最終利用日や残高など、詳しい情報を載せて出品しましょう。

香港に行くならオクトパスカードは必ず準備すべし!

香港では必ず使うオクトパスカードについてご紹介してきました。

私も実際に香港旅行してみて、オクトパスカードは「絶対ないと不便!」といえるほど重要なアイテムでした。

次に香港旅行に行くときには、日本であらかじめアプリ購入して準備したいと思います。

皆さまの香港旅行のお役に立てれば幸いです。

みや

それでは、良い旅を!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次